2010年3月25日木曜日

東京大学卒業

節目の日なので、ちょっと細かく記しておこう。

前日は普段の夜更かし生活のせいかなかなか寝付けなかったのだが、まさか親の電話で目を覚ますとは思っていなかった。卒業式は9時から。でも携帯を見てみると…








8時20分




あー、やっちまった。よりによってこんな日に。
せっかく前日に切った髪もぼさぼさのまま、ありえないくらい急いで支度。


雨。


タクシーだ!
というわけでタクシーに乗ったものの、本郷通りは激混み。
途中で降りてダッシュ、ダッシュ、ダッシュ。

なんとか間に合って安田講堂に入り、先輩にとってもらっていた席へ。
普通に立ち見になるところだったよ。


式のなかで濱田総長が強調していたのは
・リスクをとれ
・多様性
の2つだった。
特に前者については、東京大学で学んだ学生はリスクを最小にできる能力を身につけているはずなので、制度の構築・改革を行う必要が生じたときは率先してリスクをとって行動してほしいということだった。

西田亮介さんも最近よく言われていることだが、日本ではどんどん若者がリスクをとらなくなってきている。
しかしながら、社会の制度や慣習が現状に合わなくなって改める必要はいつの時代だって生じる。
そんなとき、誰かがリスクをとって変革の担い手とならねばならない。
その「誰か」になってほしいということだろう。その理由も「『東大卒』だから」ということから一歩進んで、「東大でリスクを最小限にする能力を培った(はず)だから」。

大学院に進む僕は、これからさらにそのような能力を身につけることを目指さなくてはなー。
共感しますた。


式が終わると、親と松本楼へ(初)。
んでサークルの友人たちと集まって写真撮ったりした。
地方に行ったりしてこれからなかなか会えなくなるような奴はサークルには1人しかいない(!)んだけど、それでもそれぞれみんな違う道を進むということで感慨深かったー。
香川の工場に行くやつ、京都の大学に行くやつ、海外に行く奴。
こっちも負けずにがんばんないとなー。

あと思ったのは
デジカメもう一回買いたい。
(秋にデジカメをなくしてから、サークルの追い出し、卒業旅行、卒業式など超重要行事に写真がとれなかった…)


その後の法学部の学位記授与式では、井上学部長が「東大法学部のラベルが負担となることもある」と言っていたが、これは僕も前から時々思っていたことで、「まあでも仕方ないよね」って感じ。
能力を上げまくるしかない。

学位記を藤原帰一教授から受け取って、懇親会には出席せずにそのまま帰宅。


まあこんな感じの一日でした。